こんにちは、ミニマリストけんです@ken_minimalist
この記事を開いた方は、
と考えていると思います。
座りながらの作業ではなく、立ち机を導入して立って仕事や勉強をしている人が増えているので、気になりますよね。
なのでこの記事では、スタンディングデスクを導入するメリットやその効果について解説していきます。また、おすすめのスタンディングデスクについても紹介しますね。
①スタンディングデスクを使う7つのメリット
②おすすめのスタンディングデスク3選
この記事を読んでいる読者さんは、スタンディングデスクを導入する人が増えていることを薄々感じているかもしれません。
導入している人が増えているのは事実なのですが、GoogleやFacebookといった大企業も導入しています。また、AppleのCEOティム・クックは、新本社である「アップル・パーク」で働いている従業員全員にスタンディングデスクを与えたことを発表しました。
ティム・クックは、「全従業員のデスクを100%スタンディングデスクにした。立ったり座ったりを繰り返す、その方がライフスタイルとして、はるかに良い」とコメントしています(1)
さらに、オーストラリアやイギリス、北欧など、国単位での導入もあるくらいです。
日本では、アイリスオーヤマや楽天といった企業が導入していて、ビジネスマンやインフルエンサーと呼ばれる方たちを見渡すと使っている人は確実に増えています。
こんな具合で、スタンディングデスクの導入が世界的に盛んになっているのです。
そんなスタンディングデスクに、どんな効果やメリットがあるのか気になりますよね。この記事ではそれについて詳しく解説するととも、おすすめの机についても紹介します。
参考までに是非読み進めてみてくださいね。
【7つ】スタンディングデスクの効果・メリットってなんなの?【最強デスク】
では効果やメリットについて解説していきますね。
この記事では、以下の3つを取り上げていきます。
①健康状態の悪影響を軽減できる
②生産性・集中力UP
③その他5つの効果・メリット(サクサク解説していきます)
①から順に解説していきますが、気になるところだけでも是非チェックしてみてくださいね。
効果・メリット①:健康状態の悪影響を軽減できる
まず、健康状態の悪影響を軽減できます。
座る時間が長いと体に良くありません。
何故かというと、座った状態だと脚の筋肉の働きが悪くなってしまい、血流と代謝が悪くなってしまうからです。
脹脛(ふくらはぎ)は第二の心臓と呼ばれていて、太腿(ふともも)は体の中で最も大きな筋肉です。両者はともに血流と代謝に重要な役割を果たしているのですが、座ると働きが悪くなってしまうんですよね。
代謝が悪くなると血液中に糖や中性脂肪が留まってしまい、血液がドロドロになってしまいます。その結果、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病、心臓病、肺がんといった、あらゆる病気を引き起こすリスクが上がってしまうのです。
座りすぎがどれくらいヤバイかを表した研究結果がこちらです⬇️
・1日11時間以上座る人は、4時間未満の人と比べ、死亡リスクは40%アップする(2012年・シドニー大学)
・1日9時間以上座っている成人は、7時間未満と比べ、糖尿病のリスクが2.5倍高くなる(2018・明治安田厚生事業団体力医学研究所)
・長時間の座位が記憶形成に関わる脳領域を薄くし、認知能力を低下させる(2018・カリフォルニア大学)
引用元:https://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/sitting-is-killing-you/
また、WHOは2011年に、「“座って動かない生活”は肥満や糖尿病、高血圧、がんなどの病気を誘発し、世界で年間200万人の死因になっている」と発表していますし、ブラジル・サンパウロ大学によると、「世界中で年間43万人以上が、“座り過ぎ”が原因で死んでいる」とのこと(2)
座りすぎの危険性を示すデータを挙げたらキリがありませんが、座りすぎると多大な健康被害をもたらしてしまうのです。
そしてさらに、メンタリストDaiGoさんは「人生変わる!今すぐ捨てるべきものTOP5」という動画でこのように言っています。
僕ずっと言ってるんですけど、椅子に座るメリットって実は全然ないんですよ。例えば、椅子に長時間座ることによって肩こりや腰痛みたいな現代病も生まれるし、椅子に座ってる時間が長くなればなるほど僕らの寿命は縮むし、ストレスは増えるし、鬱にもなるしで良いこと何もないんですよ。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=RtCk8Amb5-8
しかし、スタンディングデスクを導入すればこの被害を軽減することができます。
スタンディングデスクを導入して立って仕事や勉強をすれば、座る時間が必然的に短くなるので、健康上の悪影響を軽減できるわけです。
これが1つ目のメリット・効果です。
効果・メリット②:集中力・生産性UP【眠気が来ない!?】
スタンディングデスクで作業をすると集中力や生産性が上がります。
何故かというと、立ちながら作業をすると、下半身の筋肉がよく働いて血流が良くなるからです。
上記に書いたように、脹脛は第二の心臓と呼ばれていて、太腿は体の中で最も大きな筋肉です。なので、立った状態だとこの両方の筋肉がよく働くので血流が良くなり、脳に糖や酸素が行き渡って集中力がアップするんですよね。
僕自身、スタンディングデスクを3年ほど使っているのですが、頭のキレというか回転が違うんですよね。
座って仕事や読書をするとボーッとすることがあります。しかし、立って作業をしていると脳がシャキッとするので、ボケーっとすることがかなり減るんですよね。
あと、眠気が来ることもかなり減るでしょう。座って勉強するウトウトしてしまいますが、スタンディングデスクを使えばそのようなことはかなり減ると思います。「散歩してたらウトウトしてしまった」「立ってたら眠くなった」なんてことはありませんよね?つまりそういうことです。
データを紹介しますね。
”テキサスA&M大学は、34人の高校生に24週間スタンディングデスクを使ってもらった後に認知テストを受けてもらいました。その結果、脳の実行機能が大幅に上昇し、集中力や短期記憶を司っているワーキングメモリが大幅に改善した”そうです(3)
さらに、”テキサス大学は167人の従業員を2つのグループに分けました。1つは座りっぱなしで作業してもらったグループ、もう1つはスタンディングデスクを導入したグループに分けて、6ヶ月間作業をしてもらいました。
その結果、スタンディングデスクを導入したグループは生産性が46%増加した”そうです(4)。
それ以外にも、作業の達成度が12%上がったなんてデータもあるのですごいですよね。(5)
また、上記で紹介したメンタリストDaiGoさんの「人生変わる!今すぐ捨てるべきものTOP5」という動画でもこのように言っています。
スタンディングデスクを使って仕事や勉強をすることをしてもらえると、当然身体にもいいですし集中力も上がります。さらに僕の場合には、足元にステッパー置いてペダルを踏みながら仕事をしているので、眠くなることもなく集中力も高まり記憶力も上がります。人間は立っている時の方が決断力は最大30%程度高まるという研究もあります。ですから、皆さんも椅子とデスクをなくしてもらい、スタンディングデスクとステッパーを使っていただけたらと思います。
引用元:https://daigoblog.jp/top5-throwaway/
このように、立ちながら作業をすると、集中力や生産性が上がることがあらゆる研究によって明らかになっているんですよね。
集中力を上げるためのテクニックっていろんなものがあると思います。。瞑想や食事、昼寝、運動など色々ありますが、どれも手間がかかってめんどくさいですよね。
しかしです。スタンディングデスクをただ導入するだけで、これほどの恩恵を受けられるってなかなかないですよね。難しいことは考える必要はなく、ただ立って作業するだけなのでこれほどお手軽な方法はないでしょう。
その他効果・メリット
では、それ以外の効果やメリットについてサクサク解説していきますね。
✔️効果・メリット:③肩こり・腰痛の改善
肩こりや腰痛に悩まされてはいませんか?
「仕事でずっとパソコンを使っている」「事務作業でずっと座っている」といった状態だと、肩こりや腰痛に悩まされることが少なくありません。
しかし、スタンディングデスクを導入すればこの症状が改善されるんですよね。
もはやこれは定番のメリット・効果といった具合で、多くの人が実感している事実なのです。
✔️効果・メリット:④猫背の改善
座るとついつい背中が丸くなって猫背になってしまいますよね。「背筋を真っ直ぐにしよう!」と思っても、無意識のうちに猫背になってしまうので悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
しかし、立って作業をすれば勝手に背筋が伸びるんですよね。
「背筋を伸ばすぞ!」と意気込まなくとも、半強制的に背筋がピーんとなるので、猫背の改善につながるのです。
✔️効果・メリット:⑤カロリーが消費される【痩せるかも?】
ほんの少しですが、立って作業をするとカロリーが消費されるんですよね。
フランシスコ・ロペスジメネス氏らの調査によると、6時間立ち机を使用すると約54キロカロリー消費されるそうです。「少ないな…..」と感じますが、研究者は、「4年続ければ体重が10キロ違ってくる」と結論付けたそうです。1年で2.5kgってことですね。
これを多いと見るか少ないと見るかは個人の判断にお任せします。ですが、「座りながらの作業よりも、立ちながらの作業の方が消費カロリーは多い。結果、体重が減る。」と考えてもいいのではないでしょうか?
✔️効果・メリット:⑥よく眠れる
立って作業をすると、よく眠れるんだとか。
当然、座るより立った方が疲れますよね。なので、立ち作業をすると体が程よく疲れて、よく眠れるんだとか。
僕はそのようなことはないのですが、他の方をブログ記事を見てみるとそう言っている人は珍しくないんですよね。「よく眠れるようになった」なんて声は少なくありません。
✔️効果・メリット:⑦アイデアが出やすくなる
アイデアが出やすくなります。
「生産性・集中力が上がる」のところでも書いたように、立つと血流が良くなりますよね。つまり、頭の回転が良くなるわけです。結果として、クリエイティブになりやすくなったり、アイデアが出やすくなったりするのだと思います。
僕もそれに関しては結構実感しています。
座ると思考の進み具合が遅いのが見てとれますし、脳の活動が明らかに鈍っているのが分かるんですよね。しかし、立って作業をすると頭の回転というかキレが違いますし、考え事も捗るのです。
立ち作業の方がよりクリエイティブになり、アイデアは間違いなく出やすくなるでしょう。
おすすめのスタンディングデスク3選
では、おすすめのスタンディングデスクを紹介しますね。
筆者おすすめ・定番・コスパ最強のものを1つずつピックアップします。
具体的にはこの3つ。
①Fengeの電動昇降デスク
②バウヒュッテのスタンディングデスク
③タンスのゲンのスタンディングデスク
下記の画像を見て分かるように、いろんなスタンディングデスクを使って試してきました。
また、使用歴は3年を超えています。
その経験を踏まえて、「これがおすすめ!」と言えるものを3つだけ厳選しました。
机選びの参考にしてみてくださいね。
✔️筆者おすすめ:Fenge 電動昇降デスク
筆者おすすめのものを紹介しますね。
それが「Fenge」というメーカーの電動スタンディングデスクです。
見た目はこんな感じ。
この机の何が素晴らしいのか。
一言で言うと、
値段がかなり安いです。
電動スタンディングデスクは高いです。
相場は4万円ほどで、5万6万するものも平然とあります。安くても3万円台でしょう。
しかし、
Fengeの机は驚異の26999円。
明らかに安いですよね(2021年10月6日時点での値段です)
本記事では、「立って作業をすると集中力が上がる」と言いました。これは事実です。
しかし、ずっと立ちっぱなしだと疲れてしまいます。
立ち作業だけでなく、座りながら作業したい方もいるでしょう。
そんな方に電動スタンディングデスクは「超」が付くほどおすすめ。
何故なら、ボタン1つで高さを調節できるからです。
下記の動画を見れば一目瞭然でしょう。
なので、「立ち作業⇆座り作業」の切り替えが圧倒的に楽。
僕は2021年からこの机に変えたのですが、
「ボタン1つで高さ調節できる手軽さすごいな…..」
と感嘆しました。
ちなみに、調節部分はこんな感じになっています。
「↑」を押すと高さが上がり、「↓」を押すと下がる仕組みになっています。
また、その隣に1〜4のボタンがありますよね。
それぞれのボタンに「ある高さ」を記憶させると、その高さに設定してくれるのです。
例えば、「1」のボタンに70㎝の高さを記憶させてボタンを押すと、その高さに勝手に変わるのです。
なので、
と思ったら、そのボタンを押せばOK。
ずーっと長押しする必要はなく、一回ボタンを押せば良いだけなのでなんとも手軽なのです。
Amazonのリンクを貼っておくので、興味がある方はチェックしてみてくださいね。
✔️バウヒュッテ スタンディングデスク
2つ目の机は「バウヒュッテ」というメーカーのスタンディングデスクです。
これはおそらく、最も定番のスタンディングデスクです。
「定番のやつが欲しい!」と思ったらこれを選んでおけば間違いないでしょう。
見た目はこんな感じ。
この机、天板が2つあるのが便利なんですよね。
僕が確認した限り、天板が2つあるスタンディングデスクはこれだけです。
これがめちゃくちゃ良い。
例えば、上段にパソコンを置いて下段にキーボードやマウスを置くという使い方ができますよ。
また、僕は、下段には作業に関係のないものや使用頻度が低いものを置いていました。
例えば、エアコンのリモコンやティッシュ、メモ帳などです。
天板が2つあったおかげで机がごちゃつくことはなく、スッキリとした環境で仕事や読書に取り掛かれたのです。
僕はこの机を3年間愛用していたほどですし、おそらく最も定番のスタンディングデスクです。
「とりあえず定番もの買っときたい」「机選びで失敗したくないから一番人気の机を選びたい」と思ったら、こちらを選んで間違いないでしょう。
✔️タンスのゲン
「コスパ最強のスタンディングデスクを教えて欲しい」「スタンディングデスクってどれも高い….安く良いやつありますか?」
と聞かれたら、「タンスのゲン!!」と答えます。
その机がこちら。
断言します。
この机、コスパ最強です。めっっっちゃ安いです。
結論を言うと、たったの8980円。
スタンディングデスクは結構高くて、2万.3万はしますよね。
しかし、これは1万円もしない破格の値段なのです。
と思われたかもしれませんが、そこは全く問題ありません。
グラつきは特になく、サイズは幅70㎝×奥行48㎝なので大きさは問題ないでしょう。
あと、これが結構大きいのですが、高さ調節がかなり楽。
机下のレバーを使って調節するのですが、「スイー」って感じで簡単に高さを上げ下げできるのです。
正直、このスペックで9000円切るのは意味不明ですね。
いろんなスタンディングデスクを使ってきましたが、1万5千円はしてもいいくらいのクオリティだと思います。
「そこまでお金はかけられない」「1万円以下に収めたい」「安くて良いのが欲しい!」という方は、こちらを選んで間違いありません。
終わり
スタンディングデスクの効果やメリット、おすすめのものについて紹介したのですが、いかがでしたか?
冒頭で言いましたが、座りすぎの問題や生産性UPの観点から、世界全体で導入が盛んになっています。
例えば、GoogleやFacebook、Apple、楽天といった名だたる企業も積極的に取り入れています。
北欧やイギリス、オーストラリアなど、国単位での導入が進んでいるくらいですからすごいですよね。
さらに、小説家であり芥川賞を受賞した羽田圭介さんや、260万部越えのリアルアカウントという漫画の原作者であり漫画家であるオクショウ先生も、スタンディングデスクを使用しています。
つまり、漫画家や小説家ですら立ちながら仕事をこなす時代に突入しているのです。
こんな感じで、GoogleやFacebookなどの大企業や、イギリスや北欧、ビジネスマン、小説家、漫画などが導入しています。つまり、企業や国、個人単位で見てもスタンディングデスクを活用している方が増えていて、一般的になってきているんですよね。
スタンディングデスクは寿命が縮まるのを防ぎ、生産性や集中力をアップしてくれる神アイテムです。
めんどくさいことや難しいことを考える必要はなく、ただ立って作業するだけなので、超が付くほどお手軽ですよね。
興味がある方は是非チェックしてみてくださいね。
参考文献
(1)https://www.businessinsider.jp/post-169416
(2)https://friday.kodansha.co.jp/article/36022
(3)https://yuchrszk.blogspot.com/2016/03/24.html
(4)https://yuchrszk.blogspot.com/2016/06/113646.html
(5)https://yuchrszk.blogspot.com/2015/04/12.html
「スタンディングデスクの効果やメリットについて知りたい」
「立ちながら作業するのが結構話題だけど、どんなメリットがあるの?」