こんにちは、ミニマリストけんです@ken_minimalist
この記事を開いた方は、
と考えていると思います。
なのでこの記事では、ミニマリストである筆者が私服の制服化について解説します。私服の制服化とは何かについて解説しますが、それを実践するメリットについてもご紹介します。
①私服の制服化とは何か
②それを実践する4つのメリット
③毎日同じ服を着ても飽きないための2つのポイント
この記事を読んでいる方はおそらく、
「私服の制服をやってみた感想とか聞いてみたい」
「私服の制服化ってよく聞くけどもう少し詳しく知りたい」
「スティーブ・ジョブズがやってるけどそれやるとなんか良いことあるの?」
と考えていると思うので、この記事ではそこについて深掘りしていきたいと思います。
私服の制服化について知りたい方は是非読み進めてみてください。詳しく分かりやすく書いたので参考になると思います。
目次
私服の制服化とは一体何なのか?【ミニマリストが解説】
私服の制服化とは?
では早速解説していきます。
私服の制服化とは一体何かというと、
毎日同じ服を着ること
ズバリこれです。
学生は毎日同じ服(制服)を着ていますよね。それの私服バージョンというわけです。
コーディネートを1つだけに絞って、それを毎日制服のように着回すことを私服の制服化といいます。
具体例を挙げます。
一番有名なのはスティーブ・ジョブズでしょう。
下記の画像を見て分かる通り、ジョブズは毎日どころか10年以上同じ服を着続けています。
Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグもその1人で、グレーのTシャツとブルーのジーンズを毎日着ています。
僕もそれを実践している1人で、ユニクロのクルーネックTシャツとスキニーフィットジーンズを毎日着ています。
こんな具合で、毎日同じ服を着ることを私服の制服化というのです。
では、それを実践すると一体どんなメリットがあるのでしょうか?いろいろありますが、この記事ではこの4つについて解説していきます。
①服選びに悩まず済む
②個性が出る
③体型の変化に気づきやすくなる
④買い物が秒で終わる
①から順に解説していきます。
私服の制服化のメリット①:服選びに悩まずに済む
「服選びに悩まずに済む」というのは大きなメリットです。
服がたくさんあると、
「今日は何を着ていこうかな」
「うーん、何を着ようか迷う……」
「今日はデートだし何を着ていこう….」
「昨日はこの黒のTシャツを着たから今日は白のシャツでも着ようかな、どうしようかな…」
といった具合で、「今日何を着るのか?」ということに悩み、考えますよね。
考えて悩んでいる間に脳はどんどん疲弊していって、仕事や勉強、読書などのパフォーマンスは落ちていきます。「今日何を着るのかを考えるのが好きなんです!」という方は別ですが、それはできるだけ避けたいですよね。
ですが、私服の制服化を実践すればそんな問題とはおさらばです。
毎日同じ服を着ていればそもそも、「今日は何を着ようかな?」という発想すら生まれてこないからです。
スティーブ・ジョブズのように黒のシャツとブルーのジーンズだけを所有していれば、もはや服選びという概念すらありません。僕も毎日同じ服を着ているので、「今日は何を着ようかな?」と考えることは皆無に等しいです。
この記事を読んでいる読者さんは学生時代に制服を着ていた方が多いと思いますが、「今日は何を着ようかな?」と考えることはなかったと思います。
そのおかげで脳が無駄に疲弊することはなく、仕事や勉強でより高いパフォーマンスを発揮することができるのです。
それを表現している著名人の言葉を紹介します。
例えば、オバマ元大統領はこのように言っています⬇️
私は常にグレーか青色のスーツを着用している。こうすることで私が下さなければならない決断の数が減るんだ。何を食べるか、何を着るか決める余裕はないし、他に決断しなくてはならないことが山のようにあるからね。
引用元:https://curazy.com/archives/57692
マーク・ザッカーバーグは、「なぜあなたは毎日同じシャツを着るのか?」という質問に対してこのように答えています。
僕は社会への貢献に関係しない決断はできるだけ下さないようにしている。実はこれは多くの心理学的な理論に基づいていることで、何を食べるか、何を着るかなどのたとえ小さな決断でも、繰り返し行っているとエネルギーを消費してしまうんだ。日々の生活の小さな物事にエネルギーを注いでしまうと、僕は自分の仕事をしていないように感じてしまう。最高のサービスを提供して、10億人以上もの人々を繋げることこそ、僕のすべきことなんだ。ちょっとおかしく聞こえるかもしれないけど、それがぼくの理由だよ
繰り返しですが、私服の制服化を実践すれば「今日は何を着ようかな?」と考えずに済みます。結果として、脳が無駄に疲弊することがなくなるので、仕事や勉強などのパフォーマンスが下がるのを防ぐことができるのです。
私服の制服化のメリット②:個性が出る
個性が出ます。
私服の制服化を実践していると当然ですが、毎日同じ服を着て生活することになります。
ジョブズと僕の場合だったら黒のTシャツにブルーのジーンズ、マークザッカーバーグであればグレーのシャツにブルーのジーンズを毎日着ています。
その結果どうなるかというと、「あの服装といえば◯◯さん」「○○さんといえばあの服装」といった認識を持たれます。
例えば、
「ジョブズといえば黒のシャツにブルーのジーンズ」
「カズレーザーといえば赤い服」
「のび太といえば黄色のシャツに青のズボン」
「ドラえもんといえば青と白の服(これは違うか←)」
「コナン君といえば青の服に短パン」
「竈門炭治郎といえば緑と黒の服」
といった具合で、毎日同じ服を着ていれば「あの服装といえば◯◯さん」「◯○さんといえばあの服装」という認識を持たれるのです。
ほとんどの人が毎日違う服を着ているからこそ、毎日同じ服を着ることで自分の個性や哲学、思想が体から滲み出てくるのです。
私服の制服化のメリット③:体型の変化に気づきやすくなる
毎日同じ服を着ていると、体型の変化に気づきやすくなります。
逆に、いろんな服を着ていると体型の変化に気づきにくくなります。
というのも、同じサイズ表記でもメーカーによって大きさは異なりますし、いろんな服を着ていると自分のシルエットを認識しづらくなります。
ですが、毎日同じ服を着ていれば自分のシルエットを認識しやすくなるので、体型の変化に気づきやすくなります。
「痩せてきてるな」
「ん?なんかお腹が出てきたかな?」
「昨日食べ過ぎたせいか腹出てるなー」
「胸が少しだけふっくらしてきてる。胸筋がついてきたな」
といった具合で、体型の変化に敏感になります。
私服の制服化は、体型を逐一メンテナンスする上でも役に立つのです。
私服の制服化のメリット④:買い物が秒で終わる
買い物が秒で終わります。
逆に、いろんな服を着ているとなると服を買うのに膨大な時間を費やすことになります。
例えばもしあなたが、今使っている服がダメになって新しい服を買うことになったとしましょう。
そうなると次着る服を見つけるために、スマホや雑誌でチェックしたり、友達や知り合いに聞いて情報収集したり、いろんなアパレルショップを見て回ったりする必要がありますよね。また、「このブランドの服を着よう!」と決めたとしても、何を買うのかを決めるのに多くの労力を使うことになります。
つまり、服を買うために膨大な時間を使うことになるのです。その行為が好きな人なら何の問題もありませんが、服にそこまで興味がない人からしたらできるだけ何とかしたいですよね。
ですが、私服の制服化を実践して毎日同じ服を着れば、服を買うための時間や労力を最小限に押さえることができます。
例えば、スティーブ・ジョブズは「リーバイス」というメーカーの黒のタートルネックと、「ISSEY MIYAKE」のジーンズを10年以上使用していました。
なのでもし、今使っている服がダメになったとしても、また再度同じサイズかつ同じものを買いに行けば買い物は即終了します。あるいは、同じものをストックしておけば買い物に費やす時間と労力を0に済ませることができます。
僕の場合でしたら、ユニクロのクルーネックTシャツとスキニーフィットジーンズだけを着ているので、買い物に時間をかけることはありません。ユニクロに行ったら真っ先にその2つを手に取ってレジに持って行くだけなので、買い物は秒速で終わります。サイズにしても同じものを買えばいいだけなので、通販で済ませることも可能です。
このように、私服の制服化を実践すれば服を買うための時間や労力をあまり使わずに済むのです。
飽きないための服選びの2つのポイント
この記事を読んでいる最中に、
「私服の制服化めっちゃ良いじゃん!」
「なんかメリット多そうだし試してみようかな!」
と思った方もいらっしゃると思います。また、
「毎日同じ服を着てて飽きないんだろうか….」
「私服の制服化を実践したいけどそのうち着てる服に飽きそうで怖いな」
と感じた方もいらっしゃると思います。
そこで気になるのが、飽きないための服選びのポイントですよね。
ツイッターで、「毎日同じ服を着ると飽きますか?飽きませんか?」と質問したところ、以下のような結果が出ました。
私服の制服化を実践している、あるいは実践したことがある方に質問。
— ミニマリストけん@ブログ更新中 (@ken_minimalist) February 10, 2021
毎日同じ服を着ていると、
このアンケートだけを見ると7割の方が「飽きない」と答えていますが、3割の人が「飽きる」と答えているのもまた事実。毎日着ていても飽きない服選びが重要になってきます。
なので、私服の制服化を実践する上での服選びの2つのポイントについて解説していきます。
当然、服というのは人によって趣味嗜好が異なるので「この2つを抑えておけば絶対大丈夫!」とは言いませんが、下記の2つを抑えておけば基本的に問題ありません。
①お気に入りのものを選ぶ
②シンプルなものを選ぶ
①から順に解説していきます。
✔️①お気に入りのものを選ぶ
ここはある意味当然かもしれませんが、お気に入りのものを選びましょう。
毎日着る事になることになるのですから、
「この服がもし着れなくなったとしてもまた同じのを買う」
「毎日着ていても飽きない自信がある」
「この服はかなり気に入っている」
「この服をずっと着続けていたい」
「こいつは自分の相棒」
と思えるくらいの服を選ぶべきです。
服選びを妥協したり適当に選んだりすると、
「なんか飽きたな…」
「飽きてきたし他の着たい…」
「さすがにこれを毎日着るのは無理」
となってしまう恐れがあります。
なので、お気に入りのもの、大好きなもの、ずっと着続けたいと思うもの、圧倒的1軍だと思えるものを選びましょう。
お気に入りの1セットを選ぶのは大変かもしれませんが、その労力に見合った価値は確実にあります。
✔️②シンプルなものを選ぶ
シンプルなものを選びましょう。
奇抜なものや派手なものを毎日着ると飽きてしまうので、できるだけシンプルなものを選ぶのが得策です。
例えば、無印良品やユニクロ、GUといったメーカーの服が良い例でしょう。
装飾やプリントが全くないものや、ワンポイントで装飾が1つだけある服がベストかと思います。また、色にしても黄色や赤、ピンクなどの蛍光色よりも、黒や白、グレーなどのモノトーンの方が飽きにくいです。
スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグはブラックやグレーなどのシャツを着ていますし、私服の制服化を実践している方のほとんどはモノトーンです。デザインにしても無地が圧倒的に多いです。
ちなみに僕もそんな感じで、シャツは黒でジーンズはブルーです。一部例外を除けば、ほとんどがユニクロかつブラックの服を着用しています(ジーンズだけブルーですが、それ以外はブラックです)
シンプルで加工されていない服は飽きにくいです。
日本人ならほぼ毎日白米を食べていますよね。ですが、「白米飽きた」「もう食べたくない」と言っている人ってほとんどいませんよね。また、お菓子やインスタント食品、味付けが強いものなどの加工食品を毎日食べると飽きますよね。
つまり、加工度が高い食べ物ほど飽きやすく、加工度が低い食べ物ほど飽きにくいという事であり、服もまた同じこと、あるいは似たようなことが言えると思います。
イメージしてもらいたいのですが、下記のような奇抜で派手な服を毎日着ていたら飽きるような気がしませんか?
飽きない方もいると思いますが、多くの人は飽きると思います。
なので、「デザインがシンプルである」という点は、飽きないための重要なポイントとなってくるのです。
終わり
ミニマリストが私服の制服化について解説したのですが、いかがでしたか?
私服の制服化はかなり優秀なライフハックです。
脳が無駄に疲弊することを防ぎますし、お気に入りの服を毎日着ることができれば気分も間違いなく変化するでしょう。時間もたくさん生まれるのですから、やってみる価値は大いにあると思います。
下記の記事では、ミニマリストである僕が着ている服を全て紹介しているので参考までに是非チェックしてみてください。私服の制服化を実践する上で、あるいは、服を選ぶ上で何か参考になると思います。
というわけで本記事は以上となります。
また別の記事かツイッターでお会いしましょうd( ̄  ̄)@ken_minimalist
「私服の制服化について教えて欲しい」
「私服の制服化のメリットについて知りたい」