ミニマリストになると行動力が上がる科学的根拠とは?

走る男性


こんにちは、ミニマリストけんです。


この記事では、ミニマリストになると行動力が上がる理由について科学的根拠を挙げて解説しようと思います。


僕はミニマリストになってから以前と比べて、新しいことに挑戦できるようになったり、タスクに対してすぐ行動できるようになりました。


これはミニマリストになったからだと感じています。


気になる方は是非読み進めて見てください。


ミニマリストけんの自己紹介

行動できない原因は物が多いから


新しいことに挑戦できない原因はいくつかあるのですがその中の要因として大きいのが、「部屋の中に溢れた物」です。


何故物がたくさんあると行動的になれないのか?


それは、物があるだけで「〇〇をしなければいけない」「〇〇をしないと」と考えてしまうからです。


例えば、自分の部屋に本があったとしたら、「新刊はいつ発売するかな?」「そろっとあの本読まないとだな」「この本読みたいけど難しくて読む気しないんだよな〜でもせっかくあるし読まないと」などと考えたり、


ギターなどの楽器があったら、「あ〜練習しないとだな」「部品買いに行かないと」「そろっとメンテナンスしないとだな」と考えたりしてしまうのです。


このように、物があるだけで「〇〇をしなければいけない」「〇〇をしないと」と考えてしまうです。


こういったことを考えるだけで脳は疲れてしまうのです。


具体的に言うと、脳には前頭葉という領域があるのですが、この部分は「何かを決断したり、物事を考える」といった役割があります。


脳の前頭葉
緑色の部分が前頭葉と呼ばれる領域です。


物がたくさんあることで、「〇〇をしなければいけない」「〇〇をしないと」とたくさん考えてしまい、情報がたくさん入ってくることで前頭葉が疲れてしまうのです。


これによって「何かを決断したり、物事を考える」力が鈍ることで、新しいことに挑戦できなかったり行動的になれないのです。


僕自身全く使っていないギターを持っていたことで、「せっかく持っているんだから練習しないとだよな〜」「メンテナンスしないとだな〜」と頻繁に思っていました。


そのおかげでかなり体力を使っていて、何か新しいことに取り組んだりすることができませんでした。


コロンビア大学のジャムの実験

ジャム



コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授が行なったジャムの実験を例に挙げてもう少し深掘りしてみましょう。


この実験では、あるスーパーの試食コーナーに24種類のジャムを置いた週と6種類のジャムを置いた週で、売上にどのような変化が現れるかを実験しました。


結果は、ジャムのコーナーに立ち寄った人の購入率を見ると、24種類のジャムを置いたときの購入率は3%でしたが、6種類しか置いてなかったときの購入率はなんと30%と10倍も差があったのです。


これはどういうことなのでしょうか?


選択肢が多すぎることによって脳(前頭葉)が疲弊し、結局、「買う」という「決断」ができなくなるのです。


たくさんの選択肢を与えられると、「これにしようかな?いや、こっちもいいな、うーん、どうしよう、どれを選べばいいのかわからない」ととにかく迷ってしまい、脳が疲れて、「買う」という「決断」ができなくなるのです。


情報量が多いとどれを選べば良いのかわからなくなるのです。


これは、物が多いことで新しいことに挑戦できなかったり行動的になれない原因を説明することができます。





前述したように、物が多いと「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」ととにかくたくさんの選択肢を抱えてしまい新しいことをやろうとしても、「今日は疲れたしまた今度でいっか」「なんだかやる気がしないな」となって「選択疲れ」が起き「先延ばし」をしてしまうのです。


物が少ないと行動的になれる


なので、物を減らすことによって掃除や片付けなどの「やるべきこと」を減らしたり、受け取る情報量を減らすことで、脳を疲れさせないようにしないといけないのです。


自分にとっての無駄な物をできるだけ減らして余計なことや情報を抱えないようにしなければ、自分がやりたいことに取り組むことができるのです。


そういった意味で、徹底して無駄な物を減らしているミニマリストは理想的かもしれません。


ミニマリストと呼ばれる方は自分にとっての無駄な物を徹底して捨てているので余計なことをあまり抱えていません。


僕はミニマリストになってとにかく物を減らしたのですが、物が減ったことで、やるべきことが減り受け取る情報が減ったことで身も心も凄くスッキリしたなと感じています。


そのおかげで、部屋に物が大量に溢れていた時期よりも現在の方が自分のやりたいことに取り組めています。こうしてブログを始めることができたり、ミニマリストけんとして活動を始めることができたのも物が減ったからだと思います。


繰り返しですが、物が多いと行動的になれませんが物が少ないと新しいことに挑戦しやすくなります。


まとめ


物を減らして「やるべきこと」「受け取る情報」を減らしてやりたいことに集中できる環境を作ろう


「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と思うだけで脳は疲弊し新しいことに挑戦できない、行動的になれない


物を減らせば身も心もスッキリし行動的になれる


終わり


いかがでしたか?


物が少ないと行動的になれる理由を少しでも分かっていただけたらとても嬉しいです。


僕自身物が減ってミニマリストになってからだいぶ行動力が上がったと実感しています。


こうしてブログやツイッターで発信活動をしたりフォロワーさんと実際に会ったりしているのですが、部屋に物が溢れていた時期には考えられないことでした。


物が減っただけで新しいことに挑戦できるのです。


ツイッターのミニマリストのフォロワーさんを見ても「物が多い人と比べると行動力高いなあ」「身軽だなあ」と感じます。


少しづつ不要な物を減らしてみませんか?


では今回の記事は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^ ^)