おそらくこの記事を読んでいる読者さんは、「冷蔵庫なし生活とかすごく不便じゃないの?」「冷蔵庫ないのはさすがにしんどいでしょ…….」と思われているかもしれません。
なのでこの記事では、僕が冷蔵庫なし生活を318日間続けて感じたメリットとデメリットを紹介したいと思います。
最初の方では「そもそもなんで冷蔵庫を手放したのか?」の理由と、最後の方では再び買い直した理由について紹介して本記事を終えたいと思います。
冷蔵庫なし生活の実態を知りたいと思っている方は是非ご覧ください。
①冷蔵庫を手放した理由
②冷蔵庫なし生活を送ってみて感じたメリットとデメリット
③買い直した理由
【318日間やりました】冷蔵庫なし生活のメリット・デメリットを解説
冷蔵庫を手放した理由
そもそも何故、冷蔵庫という超便利で誰もが持っているような家電を手放したのでしょうか?その理由は下記の2つです⬇️
①料理をほとんどしないから
②学校に自由に使える冷蔵庫があったから
1つずつ紹介したいと思います。
✔️①料理をほとんどやらないから
手放した1つ目の理由は、「料理をほとんどやらないから」です。
普通多くの人は料理をやるために、野菜や魚、肉、惣菜、調味料などの低音保存が必要なものを冷蔵庫に入れていると思います。僕も料理をやっていた頃は様々な食材を入れていました。
ですが今となれば、調理器具や調味料を使って炒めたり煮込んだり、火を使ったりして料理をすることが一切ありません。さらに、作りおきや買いだめも一切しないことから低音保存をする必要がある食材がほとんどなかったので、冷蔵庫の必要性があまりなかったのです。
ちなみに、冷蔵庫を手放すことを決断する直前の中身はこんな感じでした⬇️
上記の画像を見るとわかるように、料理をほぼせず、保存するものがあまりに少なかったことから冷蔵庫を持つ必要性があまりなかったので手放したのです。
これが1つ目の理由です。
料理をしない理由や食事内容は下記の記事で全て解説してあるので興味がある方は是非ご覧ください。食事内容を見たらおそらく驚愕すると思います⬇️
✔️②学校に自由に使える冷蔵庫があるから
2つ目の理由は、「学校に自由に使える冷蔵庫があるから」です。
今は違いますが、手放した時僕は大学生であり、学校に自由に使える冷蔵庫がありました。そして、その時低音保存をする必要があるものがヨーグルトとブルーベリーくらいだったので、「学校の冷蔵庫を使えばいいか」と思ったので手放しました。
これが2つ目の理由です。
というわけで、冷蔵庫を手放した理由は以上になります。
次は、冷蔵庫なし生活を300日以上続けて分かったメリットとデメリットについて紹介するので、是非読み進めてみてください。
冷蔵庫なし生活のメリット
冷蔵庫なし生活を送っていて様々なメリットがありましたが、この記事では下記の4つについて紹介したいと思います⬇️
①部屋がスッキリする
②引っ越しが楽になる
③食材を捨てることがなくなる
④電気代を節約することができる
①から紹介します。
✔️①部屋がスッキリする
1つ目のメリットは、「部屋がスッキリする」ということです。
というのも、冷蔵庫はかなり大きいので、その大きなものが部屋にあれば当然圧迫感が生まれますし、スペースも消費します。
そして、冷蔵庫がある状態の部屋はこんな感じでした⬇️
しかし、冷蔵庫がなくなった途端、こんなにもスッキリしたのです⬇️
比較してみると解放感が一目瞭然かと思います⬇️
このように、冷蔵庫という大きなものがなくなると部屋に解放感が生まれてスッキリしてスペースが生まれます。なので、解放的にスッキリとした気持ちで日々の時間を過ごせるのは大きなメリットであると思います。
これが冷蔵庫なし生活の1つ目のメリットです。
✔️②引っ越しが楽になる
2つ目のメリットは、「引っ越しが楽になる」ということです。
上記で紹介したように、冷蔵庫は大きい上に重たいものでもあります。
大きくて重たいので、引っ越しをする時は運搬するのがものすごく大変ですし、冷蔵庫単体で業者を使って送ろうとしたらそこそこお金がかかります。
しかし、冷蔵庫がなければその手間とお金が完全になくなります。
例えば僕は2020年4月に引っ越しをしたのですが、その時の手順がこちらです⬇️
このような手順でした。
スタンディングデスクを発送するのに約7500円かかったので、それよりも大きい冷蔵庫を運ぼうと思ったら1万円以上はかかってしまったと思います。
このように、冷蔵庫があると運搬するのにもお金がかかりますし、大きくて重たいものなので運ぶのは肉体的にかなり大変です。しかし、冷蔵庫がないとそれらに費やすお金と労力がゼロになるのは大きなメリットであると思います。
✔️③食材を捨てることがなくなる
3つ目のメリットは、「食材を捨てることがなくなる」ということです。
当然ですが、冷蔵庫を持つと肉や魚、惣菜、野菜などのあらゆる食材を保存すると思います。ですが、保存したものを使ったり食べたりするのをついつい先延ばしにしたり、後回しにしたり、放置したりといったことが誰にでもあると思います。
そしていつの間にか、消費期限が切れてしまったり腐らせたりすることで、「やってしまった……」「食べ物を無駄にしてしまった…..」と気分を害してネガティブな気持ちになることがあると思います。
しかし、冷蔵庫がなければ食べ物を腐らせてしまうことがないので、「やってしまった….」「食べ物を無駄にしてしまった…..」と気分が落ち込んだりネガティブになることがありません。
これが3つ目のメリットです。
✔️④電気代を節約することができる
4つ目のメリットは、「電気代を節約することができる」ということです。
あまり知られていませんが、冷蔵庫は意外と電気代がかかります。
例えば、僕が使っていたのは146ℓで消費電力は290kWh/年で、これくらいですと1年間に費やす電気代は約7830円程とそこそこかかってしまうのです。
このように、冷蔵庫は意外に電気代がかかるので手放せばその分お金が浮くことになるのです。僕は10ヶ月間使っていなかったので、6520円も浮いたのはなかなか大きかったのではないかと思います。
参考文献:冷蔵庫の電気代は新旧で3.6倍の差がある
というわけで、冷蔵庫なし生活のメリットの紹介は以上になります。
次はデメリットについて紹介しますので是非読み進めてみてください。
冷蔵庫なし生活のデメリット
冷蔵庫なし生活には様々なデメリットがありますが、下記の3つについて紹介したいと思います⬇️
①真夏の時は水がぬるい
②災害時は少し不便
③大容量の食べ物が買えない
①から順に紹介していきます。
✔️①真夏の時は水がぬるい
1つ目のデメリットは、「真夏の時は水がぬるい」ということです。
どういうことかというと、冷蔵庫がないと飲み物を冷やすことができないので必然的に常温で飲み物を飲まないといけません。
春・秋・冬は全く問題がないのですが、気温が30℃を超えてくる8月だけは「ぬるいな…….」「物足りないな……」と感じてしまうのです。
「ぬるいな」「物足りないな」とは感じたものの、期間としては1ヶ月未満という短い間ですし、そこまで苦痛でもなかったので個人的には特に問題はありませんでした。
「真夏時は水がぬるい」というのが1つ目のデメリットです。
✔️②災害時は少し不便
2つ目のデメリットは、「災害時は少し不便」ということです。
2019年9月と10月にあった巨大台風の時や2020年1月から世界的に広まっている某ウイルスの時などの災害時は冷蔵庫がないと少し不便です。
何故不便かというと、夜になるとスーパーから食べ物がほとんど消えるからです⬇️
敵は台風ではなく人間であると思った瞬間。
— ミニマリストけん@最高の持ち物を追求 (@ken_minimalist) October 11, 2019
何食べればいいんですか。 pic.twitter.com/surKcHRSmA
スーパーからいきなり食べ物が消えた…….
— ミニマリストけん@最高の持ち物を追求 (@ken_minimalist) March 26, 2020
食糧確保戦争の幕開けだろうか😱 pic.twitter.com/aIHNkWxfIt
冷蔵庫があれば日中にスーパーに行って食べ物をたくさん買って備蓄すればいいのですが、冷蔵庫がないと備蓄できないのです。
僕は鶏肉ともやし、納豆、豆腐を毎日食べるので18時以降にスーパーに行って買うのですが、そのような災害がある時は夜は売ってないことが多いのです。日中は売っているのですが、冷蔵庫がなくて保存できる場所がないので買いたくても買うことができず、自分が食べたいものを食べることができませんでした。
このように、大きな災害が起こるとスーパーから食べ物がなくなるので、冷蔵庫がないと不便が生じてしまいます。
これが冷蔵庫なし生活の2つ目のデメリットです。
✔️③大容量の食べ物が買えない
冷蔵庫なし生活の3つ目のデメリットは、「大容量の食べ物が買えない」ということです。
冷蔵庫がないと保存する場所がないので、「その日買ったものはその日のうちに食べきる」のが原則です。故に、コスパが良い大容量パックを買うことができません。
例えば、以前僕が住んでいた近くのスーパーでは、1㎏の鶏肉の大容量パックが割引されて売られていました。明らかにコスパが良かったので「お得だから買おう!」と思ったのですが、保存する場所がなかったので断念せざるを得ないことがたまにありました。
大容量パックではありませんが、稀にもやしや納豆が破格の値段で売られている時があったりしましたが、冷蔵庫がないので大量に買うことができませんでした。
このように、冷蔵庫がないと保存する場所がないので、大容量パックを買うことができなくて金銭的に少し損をしてしまうことがあるのです。
これが冷蔵庫なし生活の3つ目のデメリットです。
というわけで、冷蔵庫なし生活のデメリットの紹介は以上となります。
冷蔵庫なし生活を300日続けたわけなのですが最後に、「冷蔵庫を買い直した理由」について紹介して本記事を終えたいと思います。
参考までに是非読み進めてみてください。
冷蔵庫を買い直した理由
冷蔵庫を買い直したわけなのですが、理由は主に1つです。
それは、「冷蔵庫を買った方が金銭的に得だから」です。
上記に書いたように、僕はほぼ毎日鶏肉を食べます(300gほど)
4月に新しい場所に引っ越して、その近くにあるスーパーがなんと100g48円という値段で大容量(約1㎏)で売られているのです。稀に100g29円というのもあります。
冷蔵庫がなかったら100gあたり68円のものを買わなければいけませんが、冷蔵庫があれば100g48円(または29円)の大容量パックを購入することができるのです。
それによってどれほど金銭的に得するかというと、下記の表をみていただけたらわかるかと思います⬇️
もし1ヶ月間毎日100g68円の肉を食べたら6120円かかりますが、100g48円だったら4320円、100g29円でしたら2610円にまで節約することができます。
半年、1年というスパンで計算してみるとかなりの差が生まれるので、冷蔵庫の購入費用と電気代を鑑みても明らかに得するのです。
このように、冷蔵庫を買えば大容量パックの鶏肉を買うことができるので、あった方が金銭的にはるかに得をするので購入しました。
ちなみに、使用している冷蔵庫はアイリスオーヤマの42ℓの小型冷蔵庫です⬇️
こちらは製氷室があって2ℓのペットボトルが入り、Amazonで最もレビュー数が多いです。価格は10800円(6月3日時点)と他のと比べると
購入してから日は浅いですが、鶏肉の大容量パックともやし、納豆、キャベツが十分入り、うるさくないので使用感は今のところ問題ありません。
興味がある方は是非ご覧ください⬇️
終わり
冷蔵庫なし生活のメリット・デメリットなどを紹介したのですがいかがでしたか?
300日以上に渡って冷蔵庫なし生活を続けていたわけなのですがその生活を一言でまとめると、「なくても普通に生活できるけどあったら便利」というのが率直な感想でした。
巨大台風や感染症などの災害時は困ったことには困ったのですが簡単に対処することができましたし、料理を一切やらない僕からしたらそこまで必要性がある代物ではありませんでした。
とはいえ、災害時などはあったら便利なのは間違いないですし、上記で紹介したように、大容量パックが買えたりするので金銭的に得をするケースだってあります。
ライフスタイルや住んでいる場所にもよりますが、「なくても普通に生活できるけどあったら便利」というのが冷蔵庫なし生活を300日続けて感じた経験則です。
「冷蔵庫を手放そうか迷っている」「冷蔵庫なし生活の実態を知りたい」と思っている方がこの記事を読んで少しでも参考になっていただけたらとても嬉しいです。
というわけで本記事は以上となります。
ブログ以外にもツイッターとYouTubeもやっているのでそちらも是非よろしくお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました^ ^