こんにちは、100体以上のフィギュアに囲まれ、寝袋で寝ているミニマリストけんです@ken_minimalist
いきなりですが、世間一般では「物を捨てるのはもったいない」と思われていて、この記事を読んでいる読者さんもそう思っているかもしれません。確かに、物を誰にも譲らずただ捨てたらもったいないし、捨てた物そのものもかわいそうでしょう。ミニマリストの筆者もそう思います。
ですが、もったいないという理由で物を捨てなかったら、それ以上にもったいないことが自分の身に起きています。これは間違いありません。
というわけでこの記事では、「物を捨てるのはもったいない」ことに対しての筆者なりの見解を述べたいと思います。
「もったいなくて捨てられない…….」と悩んでいる方は必見です。
物を捨てるのはもったいないのか?【人生を失う方がもったいない】
タイトルにも書いたように、もったいないという理由で物を捨てず、人生を失う方が圧倒的にもったいないです。
どういうことか説明します。
物を売りもせず、人に譲りもせず、ただ捨てたらもったいないのは確かです。「捨てたら物がかわいそう」「まだ使えるし使いどころがあるのに捨てるのはもったいない」と感じるのは誰しもそうであり、僕もミニマリストになる過程で何千個と物を捨ててきましたが、何度もそう感じることがありました。
しかし、「もったいない」という理由で物を残していると、人生に大きな悪影響をもたらしてしまいます。
例えば、もったいないという理由で物を捨てずにいると以下のようなデメリットが己の身に降り注ぎます⬇️
①家賃が増える
②引っ越しの費用が増える
③掃除・片付けに費やす時間が増える
④探し物に費やす時間が増える
⑥自分で人生をコントロールできない
⑦上記の理由から、無駄な支出、無駄な時間、ストレスが増える
もったいないという理由で物を捨てずにいると、上記のようなことが自分の身に起こります(これらはあくまで一例であり、他にも多くのデメリットがあります)
物が多いと当然広い部屋に住まなければならず、引っ越し費用もかさみます。そして、掃除と片付け、探し物をすることに時間を無駄にとられ、部屋が散らかるとゴキブリの格好の住処になるので自分の部屋がゴキブリの温床になる。さらに、少し厳しい言い方かもしれませんが、意識や感情、思考すら持たない物を合理的に考えて「残す」「捨てる」という決断すらもできなければ、人生を自分でコントロールすることはできなく、他者や環境に流されて生きていくことになるでしょう。
よって、生きていく上でストレスや無駄な支出、無駄な時間が増えてしまい、窮屈な人生を送ることになります。
そこで読者さんに質問です。
物を捨てるのとこれらのデメリットが自分に降りかかって人生が損なわれこと、どちらがもったいないと思いますか?
答えは言うまでもなく後者でしょう。
これらの悪影響を全て受け入れる覚悟と度胸があって「捨てない」と決断するのならいいですが、少しでも人生を変えたいと思うのなら「捨てるのはもったいなけど自分の人生を損なう方がもったいない」と考えて、せっせと不要な物を捨てていくべきでしょう。
捨てるのがもったいないという理由で物を捨てずに窮屈な人生を送るのか。それとも、不要な物をバンバン捨てて人生をよりよくするのか。
どうすべきかは明白でしょう。