こんにちは、100体のフィギュアに囲まれながら生活しているミニマリストけんです@ken_minimalist
ここ数年で、「ミニマリスト」と呼ばれる人たちがメディアで取り上げられる頻度が増えてきています。そのおかげで知名度が上昇し、世の中に徐々に浸透しつつあります。
「スッキリした部屋で生活できていて羨ましい」「掃除が楽そう」などとポジティブなことが言われている一方で、「ミニマリストは病気だ」「宗教だ」「ただ貧乏なだけだろ」などと、ネガティブなことを言われたりもしています。
というわけでこの記事では、「ミニマリストは病気である」という部分をピックアップするのですが、タイトルにもある通り、ミニマリストが病気であるというのは誤りでありただの偏見です。
その事実について、この記事では深堀していきたいと思います。
参考までに是非ご覧ください。
①「ミニマリストは病気」と言われる理由
②ミニマリストが病気であるのは誤りであり偏見である理由

ミニマリスト病気説が誤りである理由【それ、ただの偏見ですよ?】
何故、ミニマリストは病気と言われているのか?
ではそもそも何故、「ミニマリストは病気」と言われているのでしょうか?
そう言われるようになったざっくりとしたメカニズムは以下の通りです⬇️
①極限型ミニマリストがTVに出演する。また、ブログやYouTubeの動画、本、雑誌で自分の部屋を紹介する(またはされる)
②SNSやまとめ記事で取り扱われ、拡散される
③物があまりにない部屋を見て、「ミニマリストって病気なんだな」と思う
これ以外にも理由はあると思いますが、上記のメカニズムが「ミニマリストは病気である」と思われている主な原因です。
ではその、「極限型ミニマリスト」とは一体誰なのでしょうか?数名ほど紹介したいと思います。
まず1人目は、ミニマリストしぶさんです。
コラボ動画→ミニマリストにヲタクは難しい?【ルームツアー】
しぶさんは持ち物の数が普通の人と比べると圧倒的に少なく、所持している物の総数は2020年4月時点ではたったの219個です。
余白の重要性。荷物の量は全く同じ pic.twitter.com/BlkAp503aZ
— ミニマリストしぶ (@minimalist_sibu) May 23, 2019

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」で有名なミニマリストの佐々木典士さんも、圧倒的に物が少ないです⬇️


ツイッターのフォロワーが5000人を超えているかぜのたみさんは、洗濯機を持っていないそうです。
ミニマリストもここまできたら病気やろな pic.twitter.com/oybPl2OfIc
— もやし氏 (@0821moyashi) July 9, 2019
肘さんという人も極限型ミニマリストとして有名です⬇️


5人家族のミニマリストの下記の画像はかなり有名かと思います⬇️

上記で紹介したミニマリストの部屋がSNS上に拡散されたり記事が作られることで、「物少なすぎ…….ミニマリストって病気なの?……」「ここまで物少ないってどういうこと…..ミニマリストって病気なんだな……」と思われてしまっているわけです。
これが、「ミニマリストは病気である」と言われてしまう理由です。
彼らが病気であるかは置いといて(病気ではないと思いますが)、彼らを見て「ミニマリストは病気である」と判断するのは誤りであり偏見です。
ミニマリスト病気説が何故誤りであり偏見であるのかを、次章で解説します。
ミニマリスト病気説は誤りかつ偏見

一部の人からは、「ミニマリストは病気である」と言われていますがこれは誤りです。上記で紹介した人たちを病気であると仮定しても、ミニマリストは病気ではありません。
何故かというと、上記で紹介したような物の量を誇るミニマリストは、ミニマリスト界隈を見渡してもほとんどいないからです。
ミニマリストしぶさんや佐々木さん、肘さんくらい物が少ないミニマリストは、ミニマリスト界隈を見渡してもほとんどいません。上記で紹介した5人家族のような方はおそらく皆無に近く、かぜのたみさんのように洗濯機を持たず手洗いで洗濯を済ませているミニマリストはほとんどいません(0ではありませんが)。
ほとんどのミニマリストは趣味の物や観葉植物、家具、小物など、物がたくさんあります。
体感ですが、彼らと同じくらいの物の量を誇るミニマリストはおそらく、全体の1〜3%ほどなのではないかと思います。
なので、上記で紹介したミニマリストをもし病気であると仮定しても、そのようなミニマリストはごくごく一部しかいないので、「ミニマリストは病気である」という認識は誤りであり偏見であるのです。
「ミニマリストは病気である」と言っている人はほんの一部の人だけを見て全体を判断しているわけです(仕方のないことではあると思いますが)。「木を見て森を見ず」ということです。
終わり
ミニマリスト病気説は誤りであり偏見であることを説明したのですが、いかがでしたか?
もう一度言いますが、上記で紹介した方達は、物の量の観点からいうとミニマリスト界の中ではトップ中のトップです。メディアに出ていたり、有名なミニマリストと同じくらいの物の量で生活するのは、その他のミニマリストでも真似できません。もちろん、僕もできません。
なので彼らを見て、「ミニマリストは病気である」と判断するのは間違えていますし、明らかに偏見であるのです。
TVや本、雑誌を見ても、「彼らは物の少なさではトップ中のトップなんだな。ミニマリストでも到達できない域に達しているんだな」と思いながら眺めるくらいが丁度良いのではないかと思います。
よく目にするミニマリストは物の少なさがトップ・オブ・トップであり、ミニマリスト界隈を見渡しても彼らのような人たちは稀有です。なので、ミニマリストに対する認識には気をつけましょう。
というわけで本記事は以上となります。
「ミニマリストは病気である」と誤解されていることをこの記事では紹介しましたが、「ミニマリストは物欲がない」「ミニマリストはつまらない人」「無趣意」と言われていたりもします。「つまらない人」というのは議論の余地がありますが、「物欲がない」「無趣味」というのは誤りです。それについて紹介した記事があるので、そちらも是非ご覧ください⬇️
ブログだけでなくツイッターでもミニマリストに関することを発信しているので、そちらも是非ご覧ください@ken_minimalist
最後まで読んでいただきありがとうございました^ ^